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分山貴美子(くちぶえ奏者)
僅少な“プロの”口笛プレイヤー。 国立音楽大学在学中、3オクターブの口笛が楽器になるとひらめき、「くちぶえとピアノの弾き吹き」で活動を始める。
2007年アメリカの口笛世界大会で日本人初【成人女性の部】の総合優勝を掴んだことを機に、ビクターエンタテインメントからCD「くちぶえ天国vol.1及び2」をリリース。2008年には「Entertainer of The Year」を受賞。TV等のメディア出演も増え、2010年7月、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で作詞曲が採用。2019年 マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(アメリカ)にて、最優秀口笛奏者賞「アレン・デハート賞」を受賞した。
2022年3月にNHK総合「あさイチ」出演、2022年5月は、テレビ東京の「東京交差点」での特番「くちぶえ職人」に出演し放映される。足元では、2025年ドレミ楽譜出版社より口笛教本「楽しく奏でるくちぶえレッスン」を改訂出版。永年の口笛音楽の研究が進み、新たな知見を反映させた。
ウクレレとの弾き吹きにとどまらず、鳥の人形で擬音を使った独創的なソロ演奏も披露する。サザンオールスターズ 関口和之氏や高木ブー氏らで構成するウクレレバンドの活動は、ハワイと国内で「ウクレレとくちぶえの弾き吹き」を広く定着させた。くちぶえ教室を都内と福岡、オンラインレッスンで展開し、間口拡大に努めている。
オフィシャルサイト kimikowakiyama.com

柴田晶子(口笛奏者)
分山貴美子さんの演奏を聴いて口笛音楽を知り、自身も昔から得意であった口笛を活かしたいと口笛教室に通い練習を積む。2010年(中国)/2012年(アメリカ)国際口笛コンクールにおいて成人女性部門優勝、2014年(日本)その年に最も活躍した口笛奏者に贈られるEntertainment of the yearを受賞。2019年(アメリカ)マスターズ口笛コンクールにおいて男女総合優勝を果たし、近年はWWC大会審査員を務める。2020年埼玉グローバル賞を受賞。
広い音域とあたたかみのある澄んだ音色に定評があり、手回しオルゴールとマリオネットを使ったパフォーマンスも行う。NHK大河ドラマ「いだてん」(大友良英作曲)、NHK BS「沁みる夜汽車」「生きて、ふたたび」(飯田俊明作曲)等のテーマ曲に口笛で参加、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」ゲスト出演等、多方面で活躍している。
オフィシャルサイト akikoshibata.com

森りか(ピアニスト)
4歳よりピアノを始める。桐朋学園付属[子供のための音楽教室」、桐朋女子高等学校音楽科を経て、洗足学園大学音楽学部ピアノ科を卒業。1987年蓼科高原音楽祭賞、1991年読売新人演奏会に出演。同大学在学中よりピアノコンチェルトをオーケストラと共演。ファゴットマスタークラスでの海外演奏家との共演など、ソロ・室内楽等でも活躍している。これまでにピアノを新井精、岩本義哉、林秀光の各氏に師事。
2003年より続く口笛リサイタルでの共演をきっかけに、2005年より「口笛吹きたちの音楽祭」シリーズにて国内の口笛奏者多数と共演。2008年第35回国際口笛大会 in Japan (IWC2008)のコンサートでは、ヒールト・シャトロー氏、ミッチ・ハイダー氏など海外口笛奏者とも共演。2012年口笛フェスタパカラマ!や口笛コンサートで多数の口笛奏者とふれあい活躍している。
2014年 国際口笛大会(IWC2014)及び2016年より口笛世界大会(WWC)審査員を務める。

続木 力(ハーモニカ奏者)
京都生まれ
高校時代に 日本のブルースハーモニカの草分け 妹尾 隆一郎の演奏に衝撃を受け、10穴ハーモニカの独習を始める。
80年頃から パリを拠点に西ヨーロッパの都市で路上演奏を行う。ジャンルを問わず 数多くのストリートバンドに参加し、独自の演奏スタイルを磨いた。
88年より フランスのロックアーティスト、ジャック・イジュランのサポートバントに在籍。92年の帰国まで コンサートツアー、レコーディング、TV出演等で、イジュランをサポートする。
93年より 東京を中心に演奏活動を開始する。
97年 リーダーCDアルバム 「Delight」をリリースした他、数多くのアーティストの録音に参加する。
現在は 作曲家 ピアニスト 谷川賢作とのデュオユニット 「Palhaço」(パリャーソ)、ギタリスト小泉清人、ピアニストの実兄 続木徹 との演奏を中心に活動している。
また F.I.H.全日本ハーモニカコンテストの審査を行っている。
「続木 力」先生の演奏は以下でお聴きになれます:
https://youtu.be/nckl7Ve_hlA?si=UzDmKJpupXPRHwQj

りょうすけ(くちぶえ奏者)
東京都出身。口笛とガットギターの相性と弾き吹きの可能性に惹かれ、近年は弾き吹きで演奏する機会も多い。国内外のポピュラー、ブラジル音楽、クラシックとジャンルにこだわらず、ライブ・コンサートなどの演奏活動を通じて、くちぶえ演奏の可能性を追求している。他方では、”WhistleTuner”など、口笛の技術向上のためのスマホアプリを独自に開発する傍ら、各地で常設や単発の口笛教室を開講するなど、口笛演奏習得のための活動も積極的に行っており、初心者から熟達者まで、楽しく丁寧な指導には定評がある。日本で(あるいは世界でも)唯一のくちぶえのためのライブスタジオ&音楽教室「studio loro」を運営。
アメリカ発祥のイベント、国際口笛大会(IWC)及び口笛フェスタ「パカラマ!」の日本開催に従事。
世界最大級の口笛コンテスト「口笛世界大会(WWC)」(The World Whistlers Convention)審査員。
マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(MMW)(アメリカ・ロサンゼルス)審査委員長。
2008年 第35回国際口笛大会(IWC)をアメリカより招致し、プロジェクトリーダーに就任し日本初開催(茨城県牛久市)に尽力。
2012年 日本初のくちぶえのクラシックCD「バロックくちぶえ〜精霊の踊り〜」をリリース。
2013年 第40回国際口笛大会(アメリカ)にて、アライドアーツ成人男性部門にガットギター弾き吹きで出場し2位入賞。
2015年 マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(アメリカ)にて、最優秀口笛奏者賞「アレン・デハート賞」を受賞、及び、弾き吹き部門2位入賞。
2016年 日本の曲を集めた2ndアルバム「ウィスリング・フロム・ザ・ハート」をリリース。
2017年 マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(アメリカ)にて、音源伴奏クラシック部門3位入賞。
【サイト】studioloro.jp
(Updated Sep 1st, 2025)
