オープニングコンサート


普段はそれぞれ個別に活動している世界有数の口笛トップ奏者らが一堂に会します。
多彩な口笛演奏の世界、滅多にないステージをどうぞお聴き逃しなく。

  • 日 時: 2018年5月3日(木・祝日) 18時開場・18時半開演

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  • 場 所: 川崎市男女共同参画センター・すくらむ21ホール(850席)

神奈川県川崎市高津区溝口2-20-1(Googleマップ)
JR南武線「武蔵溝ノ口駅」北口下車 徒歩10分
東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」東口 下車 徒歩10分
http://www.scrum21.or.jp/
(駐車場台数が限られているため、極力公共交通機関でのご来場をお願い致します)

  • 入場料: 大人 前売¥2,000、当日¥2,500・小人 前売¥1,000、当日¥1,200(税込)
         (全自由席・未就学児入場不可)

チケット販売サイト e+(イープラス) (イベントページ)にて2月20日10時より販売開始!
全国のファミリーマートで直接購入もできます。(Famiポートで「WWC」で検索)(発券手数料をご負担ください)
なお、大会事務局から直送は承っておりませんので、ご了承ください。

  • 出 演: 分山貴美子・ヒールト シャトロー・ミッチ ハイダー・キャロル アン カウフマン
         柴田晶子・りょうすけ・森りか(p)・松田光弘(p)・牧野裕美(fg)

分山貴美子  (whistling・ウクレレ・ピアノ)

【活動略歴】
福岡市出身。国立音楽大学卒業。
ピアノを弾きながらくちぶえを吹く独自スタイル「弾き吹き」で音楽活動を開始。
2007年アメリカの国際口笛大会で日本人初、成人女性の部クラシックとポピュラーの総合優勝。
朝日新聞「顔」の覧に掲載される。
翌年、ビクターエンタテインメントよりアルバム「くちぶえ天国」でメジャーデビュー、今年同レーベルよりアルバムをリリース。より深い音楽性を表現するため自らアレンジもてがけた。
サザンオールスターズ 関口和之氏のウクレレアルバムのレコーディングをきっかけにバンドメンバーに抜擢される。その後も同バンドメンバーとしてハワイ、ニューヨーク、韓国のフェスに参加。
【TV等メディア出演】
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、テレビ東京「モーニングバード」等のTV出演ではくちぶえの開拓人生を紹介される。
eテレ「おかあさんといっしょ」に楽曲提供。
【レコーディング】
映画「東京タワー」、NHK朝の連続小説「ゲゲゲの女房」、ドラマ「のだめカンタービレ」等のレコーディングに参加。
【普及活動】
くちぶえ教室を都内3箇所で開き
後進の育成と普及につとめる。
聴いて学べるCD付きくちぶえ教本を2冊出版。
【ホームページ】http://kimikowakiyama.com/

ヒールト・シャトロー  (whistling)(オランダ)

オランダ在住。物心ついた頃から口笛を吹いて育つ。リコーダーやフルートも演奏するが、唇のみを楽器として使う口笛演奏が特にお気に入りで、国際口笛大会(IWC)で3回の優勝経験を持つ。それは義理の妹が冗談で大会出場を勧めたことから始まった。2004年に実際に出場し優勝。更に翌2005年、そして2008年に日本で開催された同大会でも優勝した。
その2004年の国際口笛大会については、その様子を撮影し、のちにエミー賞を受賞したドキュメンタリー番組「Pucker Up! – the fine art of whistling -」が、ケイト・デイビスとデビッド・ヘリブローナによって作成され、40カ国以上で放送された。(訳注:日本でもNHK「地球ドラマチック・魔法のくちびる」として放映)
2005年にフェイ・ロフスキーの元で、バンド「Ocobar」とともに作成したCDをリリース。
2008年に主にクラシックを収録し、様々な国のミュージシャンとともに作成したセカンドアルバムをリリース。
ある新聞記者がヒールトのコンサートについて、次のように新聞の見出しを記した:
「スタンディングオベーション。シャトローに吹き飛ばされた聴衆から」
【サイト】http://www.geertchatrou.com/

ミッチ・ハイダー  (whistling・ウクレレ)(アメリカ・オレゴン)

ミッチ・ハイダー(アメリカ オレゴン州ユージーン)は、口笛などの多才なプロミュージシャンとして40年に渡り活動している。幼少期より兄エドが吹く美しい口笛を聞いて育ち、1982年の全米口笛大会においてグランドチャンピオンとなった。1979年から1984年にはオレゴン口笛フェスティバルを主催。また、口笛の歴史に関する著名な研究家でもある。
時に歌い、ヨーデル、スキャットのほか、ウクレレ、ハーモニカ、ドラムスや沢山の変わった楽器なども演奏する。「ハーモニカを演奏する象」とデュエットした唯一の口笛奏者でもある。1998年より長年に渡り、アメリカや日本、カナダで開催された国際口笛大会(IWC)の司会者兼パフォーマーを務める。
ミッチは常々次のように語っている。「鳥は音楽家の先駆けだ。Shakuhachi(尺八)などの管楽器は鳥のさえずりを真似るために作られ、鳥たちの鳴き声が芸術としての口笛を生み出したと思っている。人は早ければ赤ん坊から、多くは幼少期には口笛を吹き始めるが、これは素晴らしいことだ! 口笛は心の休日。毎日がくちびるの記念日!」

キャロル・アン・カウフマン  (whistling)(アメリカ・ロサンゼルス)

国際口笛大会(IWC)において2度の優勝、並びに「エンターテイナーオブザイヤー」を受賞。「Whistling Diva」(口笛歌姫)として知られ、マスターズ口笛音楽フェスティバル&コンテスト(アメリカ・ロサンゼルス)の主催者でもある。「芸術的音楽としての口笛」を世界的に広めることを自らの使命と感じ、これに尽力している。多くの口笛奏者らのウェブサイトを同フェスティバルのサイト(www.MastersofWhistling.com)上にまとめ上げる作業も行なう一方、自らもテレビ、ラジオ、新聞等のメディア出演のほか、世界各地での演奏活動を行なっている。また近年、修士論文「異端の芸術:技巧的再構築による口笛音楽の地位向上について」(原題:“Heresy to Artistry: The Upward Mobility of Musical Whistling Through Rhetorical Reframing”)を発表し、自身のサイト(www.WhistlingDiva.com)に掲載している。
カウフマン「皆に敬愛され楽しく芸術性豊かな口笛レジェンド達と共に、今回のWWCのステージに立てることはとても光栄です。」

柴田晶子  (whistling)

分山貴美子氏の口笛コンサートを聴き、口笛音楽の素晴らしさに目覚める。
その後、国際口笛コンクールにおいて2010年(中国)/2012年(アメリカ)女性成人部門総合優勝。
2014年(日本)は大会審査員を務め、また、その年最も活躍した口笛奏者に贈られる「Entertainer of The Year」を受賞。
2011年からは声楽家・田村彰子氏の主催するヨーロッパツアーに毎年同行し、イタリア・フランス・スイス各地で演奏する。
2015年にリリースした初のオリジナルアルバム『Anemos』は吉本ばなな氏に「空気清浄機みたい!」と絶賛され、ポニーキャニオンより音楽配信されている。手回しオルゴールやマリオネットも添えた詩情溢れるパフォーマンスにも力を入れている。
日テレ「嵐にしやがれ」、NHK「ひるまえほっと」、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」、NHKラジオ「音おばけの冒険」他出演。各社テレビCM、NHKドラマ「ロング・グッドバイ」、映画「俳優・亀岡拓次」の劇伴に口笛が採用されている。
【柴田晶子ホームページ】http://akikoshibata.com/

りょうすけ  (whistling・ギター)

東京都出身。「のどウォーブリング」(トリル奏法)スタイルのくちぶえ奏者。テナーサックス奏者 秋本薫、くちぶえ奏者 ヒールト・シャトロー、分山貴美子の各氏に師事。祖母は山田流箏曲師範。
NHK、FM東京、FOX(アメリカ)などメディア出演も多数。NHKドキュメンタリ「わたしが子どもだったころ・湯川れい子篇」等のドラマなどの口笛シーン吹き替えも担当。口笛とガットギターの相性と弾き吹きの可能性に惹かれ、近年は弾き吹きで演奏する機会も多い。国内外のポピュラー、ジャズ、ブラジル音楽、クラシックとジャンルにこだわらず、ライブ、コンサートなどの活動を通じて、くちぶえ演奏の可能性を追求している。
他方では、”WhistleTuner”など、口笛の音程などの技術向上のためのスマホアプリを独自に開発。また、各地で単発や常設の口笛教室を開講するなど、口笛演奏習得のための活動も積極的に行っており、初心者から熟達者まで、楽しく丁寧な指導には定評がある。口笛世界大会(WWC)主催者及び審査員。
2012年 日本初のくちぶえのクラシックCD「バロックくちぶえ〜精霊の踊り〜」をリリース。
2013年 第40回国際口笛大会(アメリカ・ノースカロライナ)にて、アライドアーツ成人男性部門2位入賞。
2015年 マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(アメリカ・ロサンゼルス)にて、年間最優秀口笛奏者に与えられる「アレン・デハート賞」を受賞、及び、弾き吹き(自己伴奏)部門2位入賞。
2016年 日本の曲を集めた2ndアルバム「ウィスリング・フロム・ザ・ハート」をリリース。
2017年 マスターズ国際口笛音楽フェスティバル(アメリカ・ロサンゼルス)にて、クラシック部門3位入賞。
【サイト】http://studioloro.jp/

森りか  (ピアノ)

4歳よりピアノを始める。桐朋学園付属[子供のための音楽教室」、桐朋女子高等学校音楽科を経て、洗足学園大学音楽学部ピアノ科を卒業。1987年蓼科高原音楽祭賞、
1991年読売新人演奏会に出演。同大学在学中よりピアノコンチェルトをオーケストラと共演。ファゴットマスタークラスでの海外演奏家との共演など、ソロ・室内楽等で
も活躍している。これまでにピアノを新井精、岩本義哉、林秀光の各氏に師事。
2003年より続く口笛リサイタルでの共演をきっかけに、2005年より「口笛吹きたちの音楽祭」シリーズにて国内の口笛奏者多数と共演。2008年第35回国際口笛大会 in
Japan (IWC2008)のコンサートでは、ヒールト・シャトロー氏、ミッチ・ハイダー氏など海外口笛奏者とも共演。2012年口笛フェスタパカラマ!や口笛コンサートで多数
の口笛奏者とふれあい活躍している。2014年より国際口笛大会(IWC)大会審査員を務める。

松田光弘  (ピアノ)

2001年ディズニーシーのオープニングキャストミュージシャンを経て、2003年、ボーカル末永華子とのユニット【REALBOOK】でコロンビアレコードからメジャーデビュー。作詞作曲、ピアノを担当。
ジャズとポップスを融合させたそのサウンドは高い評価を得ている。
現在【REALBOOK】はインスツルメントのユニットとして様々なミュージシャンと共演、自身の音楽を追求し、活動の幅を広げている。
ピアニストとしての活動も多岐に渡り、ジャンルを問わず、ホール、ライブハウス、ホテル、ラウンジ、クラブなどを中心に、演奏してきた総ステージ数は30,000回を越える。
2015年、RealRecordsEntertainmentを立ち上げ、アーティストプロデュースや、イベント、店舗プロデュース、ミュージシャン派遣、楽曲制作など、経験を生かした多岐にわたる音楽活動も、精力的に行っている。
2017年 全埼玉私立幼稚園連合会特別講師就任。

ホームページ
reareco.com

牧野裕美  (ファゴット)

千葉県出身。16才の時に生まれて初めてファゴットに出会う。細長い棒のような楽器を斜めに構えるという今まで見たこともない不思議なその見た目とちょっと地味な音色に強く心惹かれ「絶対これしかない!」と意気込んでファゴットを始める。始めた当初よりファゴットを太田茂氏に師事。その後昭和音楽大学を卒業。
第一回「ひろば賞」コンクールにて管楽器部門優秀賞受賞。室内楽(ファゴット四重奏)では第40回国際芸術連盟新人オーディションに最優秀新人賞を得て合格。第9回日本アンサンブルコンクールにて浦辺修一賞受賞。第9回大阪国際音楽コンクールにてエスポアール賞受賞。また木管三重奏”アンサンブル・レリー”の活動では2011年夢熱コンサート優秀演奏者賞を受賞。
テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ第一期生として2010~2012年在籍。
2013~2015年、桐朋学園大学嘱託演奏員。
現在はフリー奏者として室内楽やオーケストラでの演奏活動を行うとともに最近はファゴットの演奏の可能性を探してクラシックに留まらない演奏活動にも積極的に取り組んでいる。

(180422 updated)